Claude Codeに、クラウドセッションを試すための100ドル分クレジットが配布されました。最初は通常のClaude Codeで使えるクレジットだと思っていたのですが、実際には用途が限定されています。
先に結論を書くと、このクレジットはclaude --cloudやclaude.ai/codeから起動するクラウドセッション専用です。通常のターミナル版Claude Codeや、Claudeのチャットに使うことはできません。そして、私の環境では100ドル分を2日で使い切りました。
配布された100ドル分の正体
公式発表によると、既存のProユーザーには100ドル、Maxユーザーには250ドル分のクレジットが1回限りで提供されます。クラウドセッションを試すためのお試し分です。Claude Code Cloudは、手元のPCではなくAnthropicが管理するクラウド環境でリポジトリを操作します。PCを閉じても作業が続くため、長い調査や実装を任せる用途に向いています。
Cloud sessions are officially available and out of research preview! They let you keep Claude Code working, even when your laptop is closed.
— ClaudeDevs (@ClaudeDevs) September 23, 2026
Existing subscribers get a one-time credit to try them: $100 on Pro, $250 on Max. pic.twitter.com/SvdB2ATkFw
通常のClaude Codeの利用枠や、追加使用量(Usage credits)とは別の扱いです。クラウドセッションを開始すると、まずこのお試しクレジットから消費され、使い切った後は通常のプラン利用枠に戻ります。
| 項目 | 今回のクレジット |
|---|---|
| 対象 | Claude Codeのクラウドセッション |
| 起動方法 | claude --cloud、claude.ai/codeなど |
| 通常のCLI対話 | 対象外 |
| ClaudeのWebチャット | 対象外 |
| Projects・Routines | 対象外 |
| 使い切った後 | 通常のClaude Code利用枠へ戻る |
2026年9月25日に私のアカウントで確認した受取案内では、受取期限は10月8日15:59 JST、有効期限は11月5日16:59 JSTと表示されていました。ProjectsとRoutinesは対象外で、クレジットを使い切るか失効した後は通常のプラン利用上限が適用されます。

クラウドセッションの使い方
私は9月25日にクレジットを受け取りました。受取完了画面には100ドル分が追加され、残高が100ドルになったことと、GitHubが接続済みであることが表示されています。

Web版では、claude.ai/codeでGitHubを接続し、リポジトリとブランチを選んで作業内容を指示します。CLIからは、対象リポジトリで次のように起動できます。
claude --cloud "テストを実行し、失敗している箇所を修正してください"
クラウド側では、リポジトリのクローン、ファイルの編集、テストの実行、コミットやPull Requestの作成まで進められます。ローカルの作業ツリーをそのまま送る機能ではないため、未プッシュのコミットを使いたい場合は事前にGitHubへプッシュしておく必要があります。
作業が終わったら、Web上で差分を確認します。ローカルで続きを行う場合は、セッションをターミナルへ移す--teleportも使えます。
claude --teleport
なお、ブラウザやPCを閉じただけではセッションは停止しません。Claudeが作業中ならクラウド側で処理が続くため、不要になったセッションは画面から停止またはキャンセルします。
100ドル分を2日で使い切った
受け取った100ドル分は、私の場合は2日で使い切りました。
やっていたのはアプリ開発です。暇な時間にスマホから、雑な指示を送りながら開発を進めていました。細かい仕様を固めてから依頼するというより、空いた時間に大まかな指示を出す使い方です。
この使い方で、100ドル分は2日でなくなりました。ただし、どの指示や処理にいくら使ったかという内訳を示せるわけではありません。雑な指示が消費を増やしたかどうかも、ここでは断定できません。あくまで、私がスマホからアプリ開発に使ったときの結果です。
作業中のまま放置しない
Cloudセッションは、PCを閉じても動き続けます。停止したつもりでブラウザを閉じるだけでは、Claudeがコマンド実行や修正を続けている可能性があります。完了・待機・停止の状態を確認してから離れるようにします。
まとめ
今回の100ドル分クレジットは、Claude Code Cloudを試すための専用枠でした。私は暇な時間にスマホから雑な指示を送りながらアプリ開発に使い、2日で使い切りました。
スマホから指示を出し、処理をクラウドに任せる使い方ができる一方、100ドル分でどれくらい開発できるかは、この体験だけで一般化できません。試すときは、作業の進み具合とクレジットの残高を合わせて確認するのがよさそうです。