DeepLがChatGPT・Claude・CopilotとMCPで連携|できることと接続条件

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  1. 01AIとの会話からDeepLを呼び出せるように
  2. 02翻訳にDeepLの用語集やルールを使える
  3. 03APIキーを用意する方式ではない
  4. 04ChatGPT・Claude・Copilotへの接続方法
  5. 05使いどころは、翻訳を含む一連の作業
  6. 06まとめ
  7. 07参考文献

AIとの会話からDeepLを呼び出せるように

DeepLが、Microsoft Copilot、ChatGPT、ClaudeからMCPを通じて利用できるようになりました。公式ブログの最終更新日は2026年9月22日です。

MCP(Model Context Protocol)は、AIアシスタントと外部のツールやデータをつなぐための共通規格です。今回の連携では、会話の中からDeepLに翻訳を依頼できます。DeepLの画面へ文章をコピーして戻す手間を減らせる仕組みです。

この記事は、2026年9月26日に確認した公式発表とドキュメントをもとにしています。接続や翻訳品質を実際に試したレビューではありません。

翻訳にDeepLの用語集やルールを使える

公式発表では、テキストの翻訳、書式を保った文書翻訳、用語集やカスタムルールの適用が案内されています。AIが文章を作成・整理する流れの中に、DeepLによる翻訳を組み込む形です。DeepLの公式発表

たとえば、製品名の訳し方を用語集で決めているチームなら、その設定を使って翻訳を依頼できます。毎回プロンプトで同じ訳語を説明する手間を減らす用途が考えられます。ただし、用語集やルールの利用可否は契約と権限によります。

DeepLのヘルプでは、DeepL Writeによる文章の言い換えや文法・句読点の修正も案内されています。一方、翻訳メモリや音声機能、利用量・請求の確認などは、AIアシスタントから利用できない機能として挙げられています。DeepLの全機能がそのままチャットへ移るわけではありません。AIコネクタの機能と制約

APIキーを用意する方式ではない

今回のDeepL Remote MCPは、DeepLがサーバーを運営しています。利用者が翻訳サーバーを立てる必要はなく、DeepLアカウントでログインして接続を許可します。認証にはOAuthを使い、APIキーの管理は不要です。

接続先は次のURLです。

https://mcp.deepl.com/v1/mcp

開発者向け文書では、DeepL Freeと、Individual・Team・Business・DeepL for Enterpriseの各プランが対象として記載されています。無料プランでも翻訳に対応しますが、用語集やスタイルルールの適用は有料の各プラン向けです。利用できるツールは契約と権限に応じて変わります。DeepL Remote MCPの認証・プラン別機能

DeepL側で使えることと、接続先のAIサービスでMCPを追加できることは別の条件です。DeepL Freeに対応しているという説明だけで、ChatGPTなどの無料プランでも接続できるとは判断できません。

ChatGPT・Claude・Copilotへの接続方法

ここでは公式ガイドの流れを整理します。組織で利用する場合は、DeepL側とAIサービス側の両方で管理者の設定が関わります。

接続先公式ガイドで案内されている入口確認する条件
Claudeコネクタ一覧、またはカスタムコネクタ組織ではオーナーによる有効化が必要な場合がある
ChatGPT開発者モードで連携を追加DeepLのガイドでは有料ChatGPTプランが前提
Microsoft CopilotMicrosoft MarketplaceやAgentsMicrosoft管理者が組織に追加し、対象ユーザーへ提供

Claude

DeepLのセットアップガイドでは、認定コネクタから接続する方法と、カスタムコネクタとして追加する方法の両方が案内されています。

カスタムコネクタの場合は、Claudeの「Customize」から「Connectors」を開き、名前と先ほどのMCP接続先URLを入力します。追加後に「Connect」を選び、DeepLのログイン画面で認証する流れです。チームでコネクタが表示されない場合は、Claude側のオーナーとDeepL側の管理者の設定を確認します。Claudeへの接続ガイド

ChatGPT

DeepLのガイドでは、有料のChatGPTプランを前提に、開発者モードでアプリを作成する手順が案内されています。接続先URLを登録し、認証方式にOAuthを選びます。組織で使う場合は、プランに応じて管理者やオーナーが追加・公開を行います。ChatGPTへの接続ガイド

なお、確認時点のOpenAI公式文書では、開発者モードを「Settings → Security and login」で有効にし、「ChatGPT Plugins」からMCP接続を追加する表記になっています。DeepLのガイドとは連携機能の呼び方に差があるため、画面上の名称はOpenAIの最新手順と照合してください。開発者モードの利用可否はアカウントや組織のポリシーにも依存します。OpenAIのMCP接続手順

Microsoft Copilot

DeepLのガイドでは、Microsoft管理者がMarketplaceなどで「DeepL MCP」を組織に追加し、利用できるユーザーやグループを設定します。利用者はチャットで @DeepL MCP を指定するか、Agentsから開き、DeepLアカウントで認証します。

組織のデータ損失防止(DLP)ポリシーによって接続が制限される場合もあります。個人で追加できるとは限らないため、表示されない場合は管理者への確認が必要です。Microsoft Copilotへの接続ガイド

使いどころは、翻訳を含む一連の作業

この連携が役立ちそうなのは、文章の下書きや確認と翻訳を同じ会話で進めたい場面です。たとえば、メールの草案を整えたあとにDeepLで翻訳する、社内用語集を使って説明文を別の言語にする、といった使い方が考えられます。

接続後に依頼する文の例は、次のようなものです。これは用途を示す例で、実行確認済みのプロンプトではありません。

DeepLを使って、このメールを英語に翻訳してください。
利用できる社内用語集があれば適用し、使った用語集を教えてください。

AI自体の翻訳と比べた品質や、連携による時間短縮の程度は、今回の資料確認だけでは分かりません。まずは普段扱う文章で、訳語や書式、設定が意図どおり反映されるかを見るのがよさそうです。

まとめ

今回の発表では、DeepLの翻訳と設定を、AIアシスタントとの会話から呼び出せるようになりました。特に、用語集を使った翻訳を普段の作業に組み込みたい場合に検討しやすい連携です。

導入時は、DeepLの契約で使える機能と、AI側で接続を追加できる条件を分けて確認する必要があります。公式ガイドで入口を確認してから、自分やチームが扱う文章で試すのがよさそうです。

参考文献

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